過去日記28日(金) ##3月7日 記##
2003年2月28日過去日記その3、ファイナル。
本日たいちの秘密を公開します。
今までひっぱっててごめんなさい。
でも早く言いたかったし、ヘコんで浮き上がってくるのに時間がかかったんです。
予想してる人もいるかとも思いますが。
昨日、出来心でデコをたいち肩に、揺れを装ってつけるというチカン行為をしてしまった私。
金曜である今日は、一週間の終わり、会えないとサミシさが特に募る日です。
自宅最寄駅からの電車を降り、乗換え乗車ポイントまでゆっくりと歩いていた時のこと。
前方にたいち発見!
「あ、今日はイッコ前の車両に乗っててんな〜」とノンキに考えていた瞬間。
たいちが隣を歩いていた女性に手を振りました。
左手、肘を曲げるくらいの位置で小刻みに。
彼女は私たちとは別の電車に乗りかえるようです。
二人はソレが済むとすーっとお互いの進むべき方へと離れて行きました………。
彼女は誰なのでしょう。
「嫁」ではないでしょうか…。
実は、電車でたいちを見初めてから割と早い時期に、たいちの左手薬指にキラリと光る結婚指輪を発見しておりました。
その当時、まだ近くに寄ることもできなかった頃、つり革を掴むのに伸ばした手を何気なく見てがっかりしたのを覚えております。
今の派遣先の男性社員もそうなんですが、割と既婚者がきちんと指輪してるんです。こっちって。
私の地元では、「てやんでぇ! 男が指輪なんか恥ずかしくってできるかい!」ってカンジなんで(少なくとも私の周りの既婚者は皆そうでした)逆に言えば判りやすい目印ですよね。
始めてみたときはすごいショックだったけど、まだ今ほどたいちにメロリンキューではなく、「電車で見かけるオットコマエ!」って程度の認識だったんで「だよな〜こんだけオトコマエなんやから嫁がおってもしゃーないよな〜。けどめっさ若ない? どう見てもまだ20代半ばやろ?」ってくらいで。
だから、「叶わない恋」とか「なんとかなるものなら」とか書いてたわけです。
私は基本的に人のモノに興味ないので、気になる相手に彼女いたり、結婚したりしてるのがわかった時点で気持ちはすーっと冷めてしまいます。
だのに。たいちの場合違ったんです。
わかってる、結婚してるって。最初に指輪発見した後も、何度となく、たいちは嫁と連れ立って電車を降り(一人のときもあるみたいなので休みが違うのかもね)嫁がたいちになにかを話しかけ、ちっこい嫁の声が聞き取りづらいのか首をかしげて聞き取ろうとしてる、そんな姿も見てきました。
決まって、手を振るのは嫁のほうで、たいちはどちらかと言うとクールで、手を振り返すのをみたことはありませんでした。
私は勝手に妄想してたのです、たいちはハメられて結婚したのだと。
キムタク&シズカが結婚して日本中が騒ぎになった時、ファンの間でまことしやかに流れた噂があります。女性週刊誌でもとりあげられてたように記憶しておるのですが、キムタクはハメられて結婚させられた、と。できちゃった婚、ツクラサレチャッタ婚
と言うような。
記者会見の時のキムタクは、赤ちゃんが授かったと言うのにちっともうれしそうじゃなかったとか、うちの親なんか、「なんでシズカ!? 他にいい女いっぱいおろうに」とか勝手なことばかり言っておりました。私も思った。
キムタクファンではないのでどうでもいいのですが、嫁がたいちに愛しそうに手を振り、それを返さずにクールに接していた現場を何度か見て、まさにこのキムタク&シズカの図式が脳裏を掠めたのです。
たいちはハメられて結婚したんだ。きっと妊娠をエサに騙されたに違いない。結婚した後に間違いだったと言われたんだろう。だからたいちは嫁のことを愛してないんだ、と。
みにくい感情です。書いてみるとよくわかる。
でもそう思うことでなんとか挫けずにすんでた。本当は私と繋がってるかもしれない、と。
この辺りから本格的にたいちに参ってしまってました。会えないとサミシイ。
たいちが結婚してるからこそ、どうにもならないから余計にツライ。
で、最初の密着です。好きになってもどうにもならない、手が届くだけ二人の見えない距離が重くのしかかってくる。結婚が間違いだったのなら私にもチャンスがあるかもしれない…。
キムタク&シズカに第二子が授かったというニュースを聞いたとき、「なぁんだ、ちゃんと好きなんじゃん。ファンが勝手に噂してても、本人たち幸せなんじゃん」と思いました。
たいちが、たいちの方から嫁に手を振ってるのを見たとき、まさに同じことを思いました。
なぁんだ、ちゃんと好きなんじゃん。
ラブラブなのは嫁の方だけじゃなかったんだ……。
その日、いつものオーラは全く感じられませんでした。そればかりか、数日前から計算したように隣り合う位置をキープしてたたいちが、乗りこむときもおかまいなし、本来それが自然だった電車中ほどへとぐんぐん入って行き、その背中にはなんの感情も篭っていませんでした。
出会った当初にタイムスリップしてしまったように。「顔見知り」ではない、単なる他人。
私もそんなたいちの姿を見て、現実に引き戻されました。確かに気になるけど、でも前ほど苦しいカンジではない。所詮人のもの、追い掛けても無駄なのです。これは運命の恋ではなかった。ちょっとした手違い、間違いだったのです。
で、日曜日に髪を切りました。気温がぐっとあがって春の予感。いつまでも決して手に入らないものを追い求めてても仕方ないのです。
三十路すぎの女は、時間がありません。
次の恋へとフットワーク軽く移動しなければ。
古臭い慣習ですが、気分を変えるには髪切るか掃除するのが一番、と思っているので。
確かに、月曜日、たいちの顔を見ても泣きそうにはなりませんでした。ざまをみろ! と思ったり。
嫁を愛しているなら、幸せになって欲しいし。
それが究極の愛だとわかっていても、心から祝福するほど大人でも、できた人間でもありません。
だから。
三月いっぱい、顔見れる間は楽しもう、と。
目の保養! そう思えば苦しくない。
そしてしたたかに別を探す、と(笑)。
冗談みたいな話なんですが、「なんちゃってやんパパ智也」も同じ電車で見かけました(爆)。
もう、120%意識してます、彼。
ヘアスタイルはまさにやんパパ(いい加減ビデオ見ろよ…)身長も高いし、目の焦点を合わせずにボーっと見つめると、アラ、不思議。智也が電車に乗って本読んでる(笑)。
目の鋭さと、指先の美しさ(笑)が違うけど、骨格とか雰囲気とか、ご丁寧に鼻をこするしぐさとか似てる! 彼と付き合ったら「智也の彼女気分」は十分に味わえることでしょう!!
ま、二日間限定やったけどな、見かけたの(号泣)。所詮こんなもんやで、お客さん。
以上で過去日記終わります。
苦しかったよ、書けなかったから。
結婚してる事実を知っても、好きは変わらないんだけどね。
そもそも、話したこともない人を好きなんてありえるんだろうか。アイドル視してるだけよね、きっと。
傷は深くないはず。立ち直れるはず。次に行けるはず。テレビで太一くんを見ると、たいちを思い出す
始末。逆転してるね、完全に(笑)。
で、今から通常の3月7日日記書きます。
長い日記読んでくれてありがとう。お疲れ様でした。
本日たいちの秘密を公開します。
今までひっぱっててごめんなさい。
でも早く言いたかったし、ヘコんで浮き上がってくるのに時間がかかったんです。
予想してる人もいるかとも思いますが。
昨日、出来心でデコをたいち肩に、揺れを装ってつけるというチカン行為をしてしまった私。
金曜である今日は、一週間の終わり、会えないとサミシさが特に募る日です。
自宅最寄駅からの電車を降り、乗換え乗車ポイントまでゆっくりと歩いていた時のこと。
前方にたいち発見!
「あ、今日はイッコ前の車両に乗っててんな〜」とノンキに考えていた瞬間。
たいちが隣を歩いていた女性に手を振りました。
左手、肘を曲げるくらいの位置で小刻みに。
彼女は私たちとは別の電車に乗りかえるようです。
二人はソレが済むとすーっとお互いの進むべき方へと離れて行きました………。
彼女は誰なのでしょう。
「嫁」ではないでしょうか…。
実は、電車でたいちを見初めてから割と早い時期に、たいちの左手薬指にキラリと光る結婚指輪を発見しておりました。
その当時、まだ近くに寄ることもできなかった頃、つり革を掴むのに伸ばした手を何気なく見てがっかりしたのを覚えております。
今の派遣先の男性社員もそうなんですが、割と既婚者がきちんと指輪してるんです。こっちって。
私の地元では、「てやんでぇ! 男が指輪なんか恥ずかしくってできるかい!」ってカンジなんで(少なくとも私の周りの既婚者は皆そうでした)逆に言えば判りやすい目印ですよね。
始めてみたときはすごいショックだったけど、まだ今ほどたいちにメロリンキューではなく、「電車で見かけるオットコマエ!」って程度の認識だったんで「だよな〜こんだけオトコマエなんやから嫁がおってもしゃーないよな〜。けどめっさ若ない? どう見てもまだ20代半ばやろ?」ってくらいで。
だから、「叶わない恋」とか「なんとかなるものなら」とか書いてたわけです。
私は基本的に人のモノに興味ないので、気になる相手に彼女いたり、結婚したりしてるのがわかった時点で気持ちはすーっと冷めてしまいます。
だのに。たいちの場合違ったんです。
わかってる、結婚してるって。最初に指輪発見した後も、何度となく、たいちは嫁と連れ立って電車を降り(一人のときもあるみたいなので休みが違うのかもね)嫁がたいちになにかを話しかけ、ちっこい嫁の声が聞き取りづらいのか首をかしげて聞き取ろうとしてる、そんな姿も見てきました。
決まって、手を振るのは嫁のほうで、たいちはどちらかと言うとクールで、手を振り返すのをみたことはありませんでした。
私は勝手に妄想してたのです、たいちはハメられて結婚したのだと。
キムタク&シズカが結婚して日本中が騒ぎになった時、ファンの間でまことしやかに流れた噂があります。女性週刊誌でもとりあげられてたように記憶しておるのですが、キムタクはハメられて結婚させられた、と。できちゃった婚、ツクラサレチャッタ婚
と言うような。
記者会見の時のキムタクは、赤ちゃんが授かったと言うのにちっともうれしそうじゃなかったとか、うちの親なんか、「なんでシズカ!? 他にいい女いっぱいおろうに」とか勝手なことばかり言っておりました。私も思った。
キムタクファンではないのでどうでもいいのですが、嫁がたいちに愛しそうに手を振り、それを返さずにクールに接していた現場を何度か見て、まさにこのキムタク&シズカの図式が脳裏を掠めたのです。
たいちはハメられて結婚したんだ。きっと妊娠をエサに騙されたに違いない。結婚した後に間違いだったと言われたんだろう。だからたいちは嫁のことを愛してないんだ、と。
みにくい感情です。書いてみるとよくわかる。
でもそう思うことでなんとか挫けずにすんでた。本当は私と繋がってるかもしれない、と。
この辺りから本格的にたいちに参ってしまってました。会えないとサミシイ。
たいちが結婚してるからこそ、どうにもならないから余計にツライ。
で、最初の密着です。好きになってもどうにもならない、手が届くだけ二人の見えない距離が重くのしかかってくる。結婚が間違いだったのなら私にもチャンスがあるかもしれない…。
キムタク&シズカに第二子が授かったというニュースを聞いたとき、「なぁんだ、ちゃんと好きなんじゃん。ファンが勝手に噂してても、本人たち幸せなんじゃん」と思いました。
たいちが、たいちの方から嫁に手を振ってるのを見たとき、まさに同じことを思いました。
なぁんだ、ちゃんと好きなんじゃん。
ラブラブなのは嫁の方だけじゃなかったんだ……。
その日、いつものオーラは全く感じられませんでした。そればかりか、数日前から計算したように隣り合う位置をキープしてたたいちが、乗りこむときもおかまいなし、本来それが自然だった電車中ほどへとぐんぐん入って行き、その背中にはなんの感情も篭っていませんでした。
出会った当初にタイムスリップしてしまったように。「顔見知り」ではない、単なる他人。
私もそんなたいちの姿を見て、現実に引き戻されました。確かに気になるけど、でも前ほど苦しいカンジではない。所詮人のもの、追い掛けても無駄なのです。これは運命の恋ではなかった。ちょっとした手違い、間違いだったのです。
で、日曜日に髪を切りました。気温がぐっとあがって春の予感。いつまでも決して手に入らないものを追い求めてても仕方ないのです。
三十路すぎの女は、時間がありません。
次の恋へとフットワーク軽く移動しなければ。
古臭い慣習ですが、気分を変えるには髪切るか掃除するのが一番、と思っているので。
確かに、月曜日、たいちの顔を見ても泣きそうにはなりませんでした。ざまをみろ! と思ったり。
嫁を愛しているなら、幸せになって欲しいし。
それが究極の愛だとわかっていても、心から祝福するほど大人でも、できた人間でもありません。
だから。
三月いっぱい、顔見れる間は楽しもう、と。
目の保養! そう思えば苦しくない。
そしてしたたかに別を探す、と(笑)。
冗談みたいな話なんですが、「なんちゃってやんパパ智也」も同じ電車で見かけました(爆)。
もう、120%意識してます、彼。
ヘアスタイルはまさにやんパパ(いい加減ビデオ見ろよ…)身長も高いし、目の焦点を合わせずにボーっと見つめると、アラ、不思議。智也が電車に乗って本読んでる(笑)。
目の鋭さと、指先の美しさ(笑)が違うけど、骨格とか雰囲気とか、ご丁寧に鼻をこするしぐさとか似てる! 彼と付き合ったら「智也の彼女気分」は十分に味わえることでしょう!!
ま、二日間限定やったけどな、見かけたの(号泣)。所詮こんなもんやで、お客さん。
以上で過去日記終わります。
苦しかったよ、書けなかったから。
結婚してる事実を知っても、好きは変わらないんだけどね。
そもそも、話したこともない人を好きなんてありえるんだろうか。アイドル視してるだけよね、きっと。
傷は深くないはず。立ち直れるはず。次に行けるはず。テレビで太一くんを見ると、たいちを思い出す
始末。逆転してるね、完全に(笑)。
で、今から通常の3月7日日記書きます。
長い日記読んでくれてありがとう。お疲れ様でした。
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