俊作あんちゃん!!

2003年3月18日
「おしん 総集編 少女編?」を見た。
いや、昨日も途中から見とったんやけども。
そうね、過去の遠い遠い記憶(でもおしん自体タイムリーに見てた(笑))を掘り起こしても、おしんが辛いめにあってたとか、大根メシとかしか覚えてへんのやけども。
今日は最初ッからドキドキハラハラしっぱなし! あの女中頭? の女の人はなんであんなに根性悪いんだろ。おしんのかわいそうっぷりを際立たせるための激辛スパイスの役目なんだろうけど。
放送当時、すごい非難を受けたんじゃないだろうか。得てして俳優さんは役柄でその本質まで誤解されることがあるというので。

で、俊作あんちゃんである。
たまらんオットコマエでしたね、お客さん!
つか、中村雅俊さん!? 若っ!!
最初、じっくり顔見ないと誰かわからなかった。
衝撃のシーンは言わずもがな、「ベッドシーン」でしょう!!(コーフン)
7つの少女相手に裸であっためてあげるあたり、オットコマエとロリコンの瀬戸際っぽくてタイヘンイヤらしく(鼻息)。
やって、おしんだって胸隠してたやん!? 羞恥心あんねんで? そらアカンやろ!
女は往々にして、秘密を持った陰のある男、普段は冷たいのにふとした瞬間に本来の優しさが露呈してしまう、よく知らないと粗野で乱暴者、無口で近づきがたい雰囲気の殿方に惹かれる傾向があると思うのですが。もうまさに、おしんにとって俊作あんちゃんは「初めてのオトコ」だったと言えましょう。
俺的ツボつかれまくりで悶絶。

まず、寡黙で知的。自分のことを多くは語らず、しかしどこまでもクールで知的。カタカナ書けるようになった程度のおしんにとっては尊敬の念を抱かずにはいられないでしょう。クソ難しい詩を朗々と読み上げる声。産まれて初めて見た、聴いたハモニカ。訛りのない言葉遣い。
そして打ちひしがれた心を癒してくれる優しさ。死にかけていた自分を己の体温であっためてくれ、うまいメシを食わせてくれ。村に帰りたくないという気持ちを汲み取ってくれ。
銃の腕も確かです。やはり、オトコは外で獲物を獲って来て、女子供に食べさせる。実に頼もしく、また自分が弱い女であることを意識し、家庭を守るという役割をなんの衒いもなく受け入れてしまうでしょう。
さらに、人に言えない過去を持っている。その過去に苦しみ仏像なんぞ彫っている。それ故おしんの愛情に戸惑い、一旦は拒絶するもしまいにはその過去を打ち明けるほど心を開く。
とどめは、おしんを守って射殺される。あっぱれ! もうテレビの前で手を打ち鳴らしました。自分の命を懸けて守られた日には、もはや忘れることなどできないでしょう。
まさにオトコの鏡! おしんでなくても惚れてしまう!
しまった、ビデオ録画しとくんだった(後悔)。
私の理想のオトコ「俊作あんちゃん」はいずこに…(涙)。


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