「気をつけて帰れよ！！」

私は以前、きんききっずのファンだった(爆)。
今では見る影もないが文字通り天使のように愛らしいつよちゃんが大好きだった。いや、過去のこと(笑)。
前置きはこのくらいにして。きんきふぁんだったので当然、彼らに楽曲を提供した氏のアルバムもちょこっと興味を持ってレンタルしてあったりした。
こちらに引っ越して、ツライ通勤電車を少しでも快適で有意義なものにしようとMDを聞き始めたのだが、それで改めて聞き返してすっかり虜になってしまったのだ、「米倉利紀さん！」

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彼はあまりメディアに出ない。私が知らないだけかもしれないけど、せっかく新曲を出してもチャートもさほどふるわないし、歌番組に出演するでもない。
私は彼が全盛期だった頃（10年くらい前なのか？　なにせにわかファンなもんで定かでない）彼の存在をほとんど知らない。よく耳にしたヒット曲もいくつかはあるが、彼の顔の記憶がほとんどないのだ。
だからきっと、彼がきんきに楽曲を提供しなければ彼の存在など特に知ることもなかったかもしれない。全盛の頃でさえさほど記憶にないのに今の不人気振り（あいたた…）ではファンになりようがない。

4月13日。氏のコンサートに初めて行ってきたのだ。にわかファンが今後の動向を大きく左右される大事なイベント。このコンが楽しければますますファンになるだろうし、そうでなければ情熱も冷めていくだろう。
まず印象的だったのが「ジャンボうちわ、ペンライト、ボード」の類が一切ないこと(笑)。当たり前と思われる方もおられるだろうが、ジャニファン歴の長い俺にとって、ジャニタレ以外のアーチストのライブに行くのは極めて珍しいのだ。
で、あんなに歌うまいのも感動したし(笑)衣装換えがただの一度もなかったこと（上着を脱いだだけ）や、三階席まである会場の2，3階はガラガラで米ちゃん（敢えてこう呼ばせていただく）自身が「（会場を）いっぱいにしたいなぁ」としみじみつぶやく恒例の情景であるらしいこと。ノリのいい楽曲ならまだしも、ちょっとバラードなんぞ歌おうもんなら客は微動だにせず、狂ったように名前を呼んだり黄色い叫び声をあげたりする客がほとんどいないってこと。いや、ジャニファンと一緒にするのはとてつもなく強引だと理解してるが、年齢層も幅広いし男性比率もかなり高い。
ま、とにかくなにもかもが驚愕することだらけやったんですけどね。まぁ、米ちゃんのマシンガントークは、おもろいことこの上なく、しっとりと響く美声と同一人物のものとは思えないほど。
彼のHPでも日記がこまめに更新されており（肝心の今日の日記を読み逃す愚か者ナリ…）とてもファンを大事にしていて、レアでこってりこゆいファンが大勢いることがわかりました。
なんであないにおもろくて歌上手いのにモヒトツなんでしょ。確かにそろそろ年くってますし（いや、俺より年下やで、米ちゃん）シンガーソングライターの常なのか、楽曲が似たり寄ったりで客に飽きられる、という事態もアリかと。それでもデビュー11年目とのこと、男として人間として歌手として様々な経験を積み、脂の乗り切った見事な肉体（イメージです）を余すことなく披露したライブ。
大変楽しゅうございました♪　一人で行ったしネットでライブがあることを最近知って慌ててチケサイトで購入、一階だけど後ろから3列目の壁際というとんでもない席（それやったら二階のがらがら席のがなんぼかよかった…）で満足に踊ることも出来ず（いや、まず周りのヤツは踊るより聴きに来てる感ばしばし）「もっと前で見たい！！」とひたすら思ったです。俺やったらもっと盛り上げてやれたのに！　5列目以内に配置してくれさえすれば！！

実に2時間半、気も狂わんばかりというより、冷静に、大人な客が翌日疲れを残さない程度に楽しんだようなライブ、ある意味消化不良、ある意味新鮮なカンジ。
米ちゃんがライブ終わりにお礼を言いながら「気をつけて帰れよ！！」と言ってくれたのが印象的でした。ほんと、客と友達感覚。ある意味カリスマ性に欠けるのかな。もっとごぉおおん！　と芸能人らしくしててもええのに、と。カンジ悪い芸能人じゃなかったことに感動し、もっとメディアに登場して欲しいと心から思いました。人柄最高！　俺米ちゃんと結婚したい！(爆)
結婚したら毎日あの美声で耳元で歌ってもらい起こされる俺(笑)。ほいで関西弁で会話♪　えぇなぁ〜。俺との恋愛や、俺との結婚、俺との間にできた子供のことなどをネタに曲作ってもらいましょう(笑)。メガヒットせんでもええねん。米ちゃんが好きな歌好きなように作って好きなように歌ってくれてたら。ほいでそれを喜んでくれるお客さんがおってくれたら。ほぉらもう女房気取り(笑)。
今度からはもっと情報集めてファンのつどいには参加する方向で(笑)。全国キャンペーンかて、知ってたら行ったちゅうねん！　

はぁ、メロメロ。どっかで偶然出会いたい(笑)。