カリスマの死

2004年3月21日
MSNショウビズニュースより全文をコピペ。

ミュージシャンから人気コメディアン、最近では渋い個性派俳優へと活躍の場を広げてきたザ・ドリフターズのいかりや長介さん=本名・碇矢長一=が20日午後3時30分、東京・西新橋の慈恵会医科大学病院で亡くなった。72歳だった。昨年5月末に頸(けい)部リンパ節がんと診断され、手術は行わず放射線治療を受けた。同年7月に仕事復帰したが、今週はじめに体調を崩し再入院。帰らぬ人となった。〔写真:20日に息を引き取ったいかりや長介さん。ここ数年は映画などで存在感のある演技が目立った=平成11年3月撮影〕

 「オイーッス」「だめだ、こりゃ」「いってみよー」…。昭和のお茶の間を彩った名セリフの数々。長さんのあの元気な声はもう聞けない。

 詳しい関係者によると、いかりやさんは、今週のはじめに体調を崩し、慈恵会医大病院に入院。夫人の義子さんの必死の看病もむなしく、義子さん、2人の子どもや孫など親族数人が最期を看取ったようだ。

 いかりやさんは昨年春ごろ、首が腫れていることに気づき検査を受けた。その結果、「原発不明頸部リンパ節がん」と診断され、5月28日に緊急入院した。がんは極めて早期の発見といわれ、手術を受けず、放射線による治療を選択。約7週間入院して治療を受け、7月17日に退院した。

 その2日後の19日には出演した人気映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の舞台あいさつに登場し、仕事復帰。「医者からは『犯罪以外なら何をやってもいい』と言われてます」と得意のジョークを交え、完全復活をアピールした。

 復帰後は、10月放送のフジテレビ系連続ドラマ「恐怖劇場・あなたの隣に誰かいる」にレギュラー出演するなど体調は万全に見えたが、今月はじめには、出演したテレビ番組の会見が突然、キャンセルされ、体調を案じる声も上がっていた。

 突然の訃報に、志村けん(54)、高木ブー(70)、仲本工事(62)、加藤茶(61)らメンバーは一様に動揺しているという。関係者からの電話でリーダーの死を知った加藤と志村は、夕方に東京・目黒区の自宅に戻った遺体と無言の対面。高木も午後11時40分ごろに自宅へ弔問に駆けつけた。仲本は仕事の都合で来れなかった。みな、言葉にならぬほどの驚きとショックを受け呆然としていた。

 いかりやさんは、コミックバンド「ザ・ドリフターズ」のベーシストとして活躍。コメディグループに転身してからは、リーダーとして時に憎まれ役を演じながら、グループをけん引してきた。同グループが一時代を築いた後は、役者業に本格的に進出。美男とはいえない個性的な顔立ちを武器に、哀愁漂う中年を演じ、高い評価を受けてきた。


ルミネから帰ってきてなにげなくつけていたテレビで知りました。
最初、チョーさんの特集やってるのかと思った。
「おっ、新しいドラマでも撮らはんのかな?」って呑気に。
真相がわかってから、ウソじゃなく「えーーー? 元気になってたやん!」って大声で言うてました。
ドリフターズ世代の俺にとって、かなりのショックでした。
お笑い芸人の憧れの人だったんじゃないかなぁ。
お笑い番組の少なかった九州で、ゴールデンの楽しみ。
俺祖父も祖母も大好きで。8時にはテレビの前に全員集合(涙)。
入院中の祖父母に言うたらどう感じるやろう。
自分らより年下の、大好きだったチョーさんの死。
己らの”死”を意識するのではないでしょうか。
明日からのワイドショーもちきりでしょうね、このニュースで。
元気にしてはった復帰会見の様子が思い出されます。
もう2度と、元気な顔は見れへんのか…。
お疲れ様でした。これからは天国の人たちを笑かしてあげてください。
心よりご冥福をお祈りします…。

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